100年前から、おいしい、こしあん
住田パンのあんぱんは、自家製のこしあんで製造しています。こしあんは「こしこ(小豆)、砂糖、塩」のみの水飴も使わないシンプルな配合です。パン屋創業大正5年(1916年)以前は和菓子屋であったこともあり、こしあん自体は100年以上の歴史があります。明治・大正期の物の少ない時代からの配合のためか、もしくは、70年使用している銅鍋の加熱具合のためか、高級な小豆を使用しているわけでもなく、普通に炊いているだけのこしあんですが、高い評価をいただいております。昔のパン屋さんは、あんこは内製で、こしあんを炊くのは一般的でした。
パン屋創業期から戦前にかけては、葬式饅頭のかわりに、直径15〜18cmの大きなあんぱんを提供したところ、好評で、当時の向島西村の過半数以上のご家庭に利用いただきました。