パン屋の定番商品、メロンパンです。かつては当地方ではサンライズと呼ばれていました。名称が切り替わったのは昭和60年前半、大手のパンメーカーが全国展開を完了しつつあった頃で、また、当時、全国放送のテレビ番組で円形のメロンパンが採り上げられることが多く、語呂もよいためか、一気にメロンパンという名称が広まりました。
サンライズの名称は、主に瀬戸内海沿岸部で使用されていたようです。現在においても、年配の方にはサンライズのほうが通りがよいです。現在の丸い形のメロンパンがサンライズの呼称であった時代には、右の紡錘型のパンがメロンパンと呼ばれていました。